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壊れたおもちゃをプラリペアで修理する!

壊れたおもちゃをプラリペアで修理する!

子供の誕生日にプレゼントしたおもちゃを踏んで壊してしまいました。

子供が一番の気に入っているおもちゃだったため、「ごめん! すぐ直してあげるから!」ということで修理することにしました。

私が壊してしまったものの、ここでバッチリ修理すれば「パパすごい!」となること必至! 気合いを入れて修理します。

おもちゃを修理しよう!

壊れたのはコレ。

「シンカリオンE7かがやき」という新幹線がロボットに変形合体するロボットの頭につける部品です。 綺麗に割れてます。

コレ、実は同じ箇所を一回修理していて、今回も同じ場所が折れたため、再度修理することとなりました。

で、修理に使うのは

プラリペア!!

その名の通りプラスチックをリペアできる素敵な道具!

プラリペアって?

プラリペアは、粉と液を必要量だけ混ぜて使う、2種混合タイプの造形補修剤です。割れたり、欠けたり、また欠けてなくなってしまった部分の再生、FRP繊維などを使って部品の強化、ネジ山の再生も簡単にできてしまいます。
だから、プラリペアは厳密に言うと接着剤ではありません。
もちろん接着効果もありますが、ただくっ付けるわけではなく、折れたり、割れたりした部分を溶着(溶かして固める)補修します。

武藤商事 造形補修材プラリペアのサイト! より

プラスチックを溶着するので、接着剤に比べて強度が高い! そして、かけた部分の再生もできます!

プラリペアは固まると樹脂になるので、やすりやリューターで削って整形することもできます!

下準備

まずは折れた部品の裏側を削ります。

削り方は下の図を参考にしてください。

V字カットに削ることで、プラリペアの接着面が増えて強度が増します!

次に、ホットボンドで割れた部品を元の位置に固定します。

プラリペアを扱っている武藤商事で「型取くん」という、お湯で温めると柔らかくなり、冷めると固まる型取剤で固定する方法もありますが、固定するだけならホットボンドでも代用できます。

プラリペアを使ってみる

ホットボンドで固定したら、ついに「プラリペア」の登場です!

左から、合成樹脂パウダー、液剤、液剤を入れる容器、ニードル、スポイトです。

詳しい使い方はプラリペア公式サイトのプラリペアの基本的な使い方を見て頂ければと思いますが、簡単にお伝えすると

1.スポイトを使って容器に溶剤をいれて、容器の先にニードルを設置する。

2.ニードルと溶剤をうまく使って合成樹脂パウダーをニードルの先にちょんとへばりつける。

3.へばりつけた合成樹脂パウダーを接着したい部分に流し込む。

4.プラリペアが固まるまで待つ! (気温25度で約5分)

完成!

はい! できた! 後は乾くの待って、ホットボンドをはがすだけ!

10分も待てば大体乾きます。 固まるのが早いのも良いですね!

パッと見、折れたようには見えませんね! 完璧! (頭についている青い部品が今回修理したものです。)

プラリペアの欠点

めちゃくちゃ便利で、日本の心「もったいない」を具現化したようなプラリペアですが、一つ大きな欠点があります。

それは、、、

半端なく臭い!!

本気で脳みそ溶けそうになります。

そもそもプラスチックを溶着(溶かして固める)しているので、やっぱりプラスチックは溶けており、この臭いは嗅ぎ続けると脳みそ溶けると思います。

屋内での使用は厳禁です。

プラリペアはご近所を気にしつつ屋外で使いましょう。

プラリペアの注意点

プラリペアには、欠点ではないですが注意点もあります。

それは、くっつかないプラスチックがあるということです。

一概にプラスチックと言っても色々と種類があり、以下のプラスチックは接着することができませんので注意が必要です。

プレリペアで接着できないもの
 ・PE(ポリエチレン)
 ・PP(ポリプロピレン)
 ・PTFE(フッ素樹脂)
 ・PA(ナイロン)エンプラ系樹脂等

目立たないところに溶剤を少しつけてみて、プラスチックが溶けるようなら接着できます! 溶けなければ残念ながら接着できません。。。

使い方は無限大!

私たちの生活にプラスチック製品が溢れている中で、プラリペアの利用用途は無限大に広がっています!

プラスチックの割れ、欠けの補修は勿論、ネジ山の再生や、バイクのカウルの補修、プラスチック部品の複製等、その気になればなんでもできます!

プラスチック製品が壊れたからとゴミ箱に捨てる前に、一度補修を試してみるのも良いですよ!

では!

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