まいど! 「ねこまにあ」です!
最近、声で操作できる車が出てきています。
音声操作で音楽を再生できたり、ナビの行き先を登録できたり、エアコンの温度設定もできたりするようです。便利な世の中になりましたね。
これは、わき見運転を減らして事故の低減に繋がると思いますが、
本当に必要なのは、車よりもバイクでしょ!
バイク乗りながら片手離すのは危ないし、ちょっとしたハンドル操作がそのまま事故に直結しかねません。
もう一回言うけど
声で操作できるようにすべきなのはバイクでしょ!
バイクで遠出するときなどは、インカムとスマホをBluetoothで繋いで音楽を聴いていますが、音量調整とか一時停止とか、ハンドルから手を離してインカムを操作するのが危ない! あと、めんどくさい!
で、作ってみることにしました。
ハード面の準備
本当はAndroidアプリ作ってスマホをベースにしたかったけど、私が使っているプログラミングソフトであるHSPではAndroidで音声認識をつくれそうになかったので、諦めました!
気持ちを切り替えて、Windowsベースで音声認識ソフトを作ります!
ただ、バイクにノートパソコンを積む訳にはいかないので、マウスコンピュータのMS-NH1というスティックPCを準備しました。
スティックPCはUSBから電源を取ることができるので、バイクのバッテリーから取るものの、イグニッションオフでPCの電源供給が突然切れるのも問題なので、間にモバイルバッテリーを挟みます。
あと、スティックPCの電源ボタンをバイクのハンドルまで延長できれば良い感じ。
これは、実際に音声認識を試してみて使えそうならやってみます。
スティックPCの改造も必要になるので。
マイクとイヤホンは、インカムを利用してBluetoothでスティックPCと接続します。
バイクの情報は以前作成したこれで取得します。
ソフト面の準備
まずはフリーソフト(無償)のHSPを使って音声認識プログラムをつくります。
要となる音声認識は「いのびあ」さんが作成されたJulius for HSP(無償です!)を使います。
Julius for HSPは、オープンソースソフトウェアである大語彙連続音声認識Juliusを利用してHSPで音声認識できるようにするプラグインです!
そして、声で質問したら、回答ももちろん音声でしてもらいますが、これには、またまた無償の棒読みちゃんを使います。
若しくは、有償になりますが株式会社AHSさんのVOICEROID(ボイスロイド)で喋らせるのもアリ!
できるようにしたいこと
まずは音楽の再生。
スティックPCにはmicroSDスロットがあるので、mp3等の音楽データを入れて、声で再生、停止、次の曲、前の曲、音量調整をできるようにします。
これができれば危険な(そしてめんどくさい)インカムの操作がいらなくなります!
あとはバイクの情報の取得。
今何速? 時速は? 外気温は? 今何時? 等々、声だけで質問して、音声で返答して貰うようにします。
進行方向から目を離さずに、色々な情報を得ることができます。
課題
色々書きましたが、実はプログラムは殆どできています。
ただ、ハード面に課題を感じており、バイクに設置してどんな感じか検証する必要があります。
・バイクのバッテリーは持つのか!?
スティックPCとはいえ、やはり消費電力が気になります。走行中にバッテリーの充電が間に合わず、途中で突然エンジンが切れたら怖すぎる。
・マイクが風切音を拾わない?
フルフェイスのヘルメットを被っていますが、風切音はゼロではありません。この状態で声をちゃんと認識してくれるのか? という不安があります。
こればっかりは実際に試してみないとなんとも言えません。
・スマホの音声をインカムで聞けない!
インカムはスティックPCとBluetoothで繋がっているため、スマホの音声が聞けません。
普段、スマホをナビ代わりにしているのでこのナビの音声が聞けないのが地味に痛い!
これがあったので、本当はスマホで音声認識をしたかった!
まとめ!
何はともあれ、一回バイクに設置してみて試してみます!
またこのブログで報告させて頂きまーす!
では!
子供向けアプリもちょこちょこ作ってるよ!
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