まいど！「ねこまにあ」です。
突然ですが、プリンタが壊れました。
修理に出すと15,000円ほどかかります。これだと新しいプリンタが買えてしまうので、ダメ元で自分で修理してみました。
結果、無事に動くようになりましたが、またいつ同じエラーが出て動かなくなるかわかりませんので、一時的な救済措置と思って頂いた方がよいかもしれません。
エラーの内容は？
プリンタの故障は突然やってきました。
スキャナを使おうと電源を入れたところ、
サポート番号 B203
修理が必要なエラーが発生しました
本製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください
その後、取扱説明書を参照し、修理を依頼してください
とプリンタの画面に表示されています。
メニュー画面に行くことすらできないので、スキャナも使えません。勿論印刷もできません。
プリンタが壊れた原因は？
B203エラーというのはプリントヘッドの不具合が主な原因のようです。また、プリントヘッドだけではなく基盤も故障している可能性があるようです。
基盤の故障だと修理できる可能性はかなり低いですが、プリントヘッドの不具合だとなんとかなるかもしれません。
同じようにB203エラーで故障された方がプリントヘッドの洗浄を行ったら無事復活したとの記事もありましたので、私もプリントヘッドの洗浄に挑戦します。
MG7530のプリントヘッドを取り外す
まずはエラーが出ているプリンタの電源を切ります。
次にインクカートリッジをセットする時と同じようにカバーを開けます。
そして電源ON。
しばらくプリントヘッドが行ったり来たりした後にエラー画面とともにプリンタヘッドが中央あたりで止まります。
そしたらおもむろに電源コンセントを抜きましょう。
次にインクカートリッジを全て外します。
上の写真のように、赤線部分が青線に当たらないようにプリントヘッドを少し右にズラします。
次に、「BK」「GY」「Y」「PGBK」「C」「M」と書かれた部分をカチッと音がするまで手前に引き出します。
後はプリントヘッドを手前に90度倒しながら引き抜けばプリントヘッドを取り出すことができます。
MG7530のプリントヘッドを洗浄する
洗浄はプリントヘッドをお湯に漬け、インクを溶かしだします。
私は給湯器の最大設定温度である60度のお湯に漬けました。
この時、できるだけ基盤に水がかからないようにした方が良いです。かかってしまった場合は、洗浄後プリンタに設置する前に完全に水分を飛ばしましょう。
ちなみに私はお湯にどっぷり漬けて、しっかり乾かしました。
最初は写真のようにお湯が真っ黒になります。お湯が冷たくなったら交換します。お湯が濁らなくなったら洗浄完了ですが、プリントヘッドをゆすったり流水をかけたりするとインクがに滲み出してきますので、根気よく続けましょう。
私は8回ほど漬けたと思います。
更に、プリントヘッド洗浄液も使いました。
洗浄が終わったらしっかり乾かします。基盤部分に水がかかった方は念入りに乾燥させましょう。
万が一水分が残っていてショートしてしまったら基盤が壊れてしまいます。こうなったらもう修理のしようがありませんので、乾燥はしっかりとしましょう。
プリントヘッドを元に戻す
プリントヘッドとインクカートリッジを逆の手順で元に戻します。
次に電源コードをプリンタ本体に取り付け電源を入れます。
プリンタが動きだし、エラー画面が表示されずにメニュー画面が表示されれば修理完了です！
私のプリンタはエラーが出ました
今まで偉そうに解説しておきながら、ダメでした。
一瞬メニュー画面が表示され、おっ！ と思った瞬間エラー画面が表示されました。
奈落の底に叩き付けられた気分です。
何度電源を入れなおしても同じ状態です。
その日はもうプリンタの修理を諦め、プリンタ買換えの検討をはじめました。
新しいプリンタを検討していたものの、修理（？）から二日後の夜、捨てきれない希望を胸に抱き、念のため再度プリンタの電源を入れてみました。
すると、何事もなかったかのように動くではありませんか！
印刷状態は完璧ではないですが、ヘッドクリーニングを繰り返すとだいぶ綺麗になってきました。
プリンタが使えるようになったぞぉー！
なぜ二日後にプリンタが直ったのか
正直、わかりません。運が良かっただけかもしれないし、たまたま今は動いているだけで、すぐに同じエラーがでるかもしれません。
推測ですが、空になったプリントヘッドにインクが行き渡っていなかったためエラーが出ていたのかもしれません。
二日間放置したことでインクが充てんされ、エラーも出なくなったのではないでしょうか。
もし、プリントヘッドを洗浄したばかりで、相変わらずエラーが出ている方は数日放置してみてください。運が良ければ突然エラーが出なくなる可能性があります！
ご健闘をお祈りします！
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