まいど! 「ねこまにあ」です。
先日、収納の整理をしていたら、ヴィトンのバッグにカビが生えているのが発覚しました。
実はこのバッグ、かなり使い込んでいたため、色々なところが痛んでおり、捨てるか修理に出すか悩んでいたバッグです。
そんな中、久々に引っ張り出したらカビまみれになっており、妻は捨てる決心をしたようです。
ただ、貧乏性な私は「勿体ない!」と思ってしまったので、まずはカビだけでも落として綺麗にすることにしました。
洗濯前のバッグの状態
カビを落とす前のバッグの状態です。
正直、かなり汚れているので、お見苦しい写真が出てくることをご容赦ください。
まずは外観です。
良く見ると、写真左側の革紐が切れています。結構使い込まれています。
バッグ外側にはカビがフワフワ生えていましたが、タオルなどで叩いて落としています。
そして、バッグの中。
裏地は革でなく、布です。
何やらピンクやら青やら毒々しいシミができています。
んーヤバい。 あんまりアップで撮るものじゃないですね。
ヴィトンのバッグを洗濯しよう!
カビを撃退する方法として選んだのは「洗濯」です。
洗濯と言っても洗濯機ではなく手洗いします。
そして、洗剤はシャンプーとリンスを使います。
人間の頭皮もバッグも同じく革です。なので、シャンプーとリンスで良いんです。
シャンプーで洗おう!
まずはお湯にシャンプーを溶かします。4プッシュくらいしたと思います。
で、このシャンプー水に躊躇なくバッグを漬けて押し洗いします。
バックの外側だけでなく、内側にもシャンプー水を入れて優しく洗いましょう。
やさしく手洗いしていると、水がめっちゃ汚くなります。
革の染料なのか汚れなのかわかりませんが、何かが溶け出してきています。
押し洗いが終われば、シャンプー水を捨てて、水ですすぎます。
シャンプーが残らないように良くすすぎましょう。
リンスをしよう!
次にバッグをリンス水に漬けて、表面のコーティングを行います。
写真を良くみて頂くと、白いツブツブが浮かんでいます。
これは溶けきっていないリンスです。リンスってなかなか水に溶けないのね。
普段使わんから知らんかった。
リンス水を作るときは、一度手のひらにリンスを出し、お湯や水に少しづつ溶かすようにしましょう。
で、バッグを押し洗いの要領でリンス水に漬けていると、やっぱり水が黄色くなりました。
際限なくでてくるので、これは染料かもしれません。
リンス水に漬け終わったら、再度水で綺麗にすすぎましょう。シャンプーやリンスが残らないように、何度かすすぐのが良いと思います。
バッグを乾かそう!
バッグを洗い終わったら、日の当たらない風通しの良いところで干しましょう。
(写真は日が当たっていますが、夕方なのでセーフとします。)
このとき、バッグのハンドルをフックにかけたり、無造作に置いて干してしまうと、バッグが乾いたときに型崩れする可能性があります。
干すときは型崩れに注意して慎重に置くようにしましょう。
また、干すときの注意点としては、洗濯中に出てきた「黄色い液」が滴り落ちてきます。
干しているバッグの下に、不要になったタオル等を置いて床やカーペット等が汚れないように気をつけましょう。
洗濯後のバッグの状態
洗濯後のバッグです。
外側はあまり変化がありません。
バッグの内側です。
ピンクやら青色のシミが無くなっています!
流石に「新品同様に綺麗!」とはいきませんが、満足いく綺麗さになりました!
これで、妻の「捨てる!」という選択肢だけではなく「修理に出す」という選択肢も増えました!
最後に
「革製品を水洗いするなんて!」という声が聞こえてきそうですが、実際やってみたところ、案外すんなりできました。
革ジャンも同じ流れで洗濯できるようなので、改めて挑戦する予定です。
また、革は水に濡れると硬くなることがあります。この場合は専用のクリームをすり込み、油分を補うようにしましょう。
また、どうしてもシャンプーで洗うのが不安という方は専用の洗剤もあります。
これは、洗濯機で洗うことができるようです。
「手洗いするのがめんどくさい!」という方にも良いかもしれません。
そもそも「バッグを自宅で洗うのが不安!」という方はクリーニング店に相談してください。やはりプロに任せるのが一番安心です。
私も最初はプロにお願いしようと思っていましたが、調べると結構良いお値段します。
こんなに払うんだったら自分でやってみよう! というのが今回の内容です。
もし皆さんの中でも「自分でやってみよう!」と思う方がいれば、是非挑戦してみてください!
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では!
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