まいど! 「ねこまにあ」です。
先日、収納の整理をしていたら、ヴィトンのバッグにカビが生えているのが発覚しました。
実はこのバッグ、かなり使い込んでいたため、色々なところが痛んでおり、捨てるか修理に出すか悩んでいたバッグです。
そんな中、久々に引っ張り出したらカビまみれになっており、妻は捨てる決心をしたようです。
ただ、貧乏性な私は「勿体ない!」と思ってしまったので、まずはカビだけでも落として綺麗にすることにしました。
洗濯前のバッグの状態
カビを落とす前のバッグの状態です。
正直、かなり汚れているので、お見苦しい写真が出てくることをご容赦ください。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry01-1024x576.jpg)
まずは外観です。
良く見ると、写真左側の革紐が切れています。結構使い込まれています。
バッグ外側にはカビがフワフワ生えていましたが、タオルなどで叩いて落としています。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry02-1024x576.jpg)
そして、バッグの中。
裏地は革でなく、布です。
何やらピンクやら青やら毒々しいシミができています。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry03-1024x576.jpg)
んーヤバい。 あんまりアップで撮るものじゃないですね。
ヴィトンのバッグを洗濯しよう!
カビを撃退する方法として選んだのは「洗濯」です。
洗濯と言っても洗濯機ではなく手洗いします。
そして、洗剤はシャンプーとリンスを使います。
人間の頭皮もバッグも同じく革です。なので、シャンプーとリンスで良いんです。
シャンプーで洗おう!
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry04-1024x576.jpg)
まずはお湯にシャンプーを溶かします。4プッシュくらいしたと思います。
で、このシャンプー水に躊躇なくバッグを漬けて押し洗いします。
バックの外側だけでなく、内側にもシャンプー水を入れて優しく洗いましょう。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry05-1024x576.jpg)
やさしく手洗いしていると、水がめっちゃ汚くなります。
革の染料なのか汚れなのかわかりませんが、何かが溶け出してきています。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry06-1024x576.jpg)
押し洗いが終われば、シャンプー水を捨てて、水ですすぎます。
シャンプーが残らないように良くすすぎましょう。
リンスをしよう!
次にバッグをリンス水に漬けて、表面のコーティングを行います。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry07-1024x576.jpg)
写真を良くみて頂くと、白いツブツブが浮かんでいます。
これは溶けきっていないリンスです。リンスってなかなか水に溶けないのね。
普段使わんから知らんかった。
リンス水を作るときは、一度手のひらにリンスを出し、お湯や水に少しづつ溶かすようにしましょう。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry08-1024x576.jpg)
で、バッグを押し洗いの要領でリンス水に漬けていると、やっぱり水が黄色くなりました。
際限なくでてくるので、これは染料かもしれません。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry09-1024x576.jpg)
リンス水に漬け終わったら、再度水で綺麗にすすぎましょう。シャンプーやリンスが残らないように、何度かすすぐのが良いと思います。
バッグを乾かそう!
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry10-1024x576.jpg)
バッグを洗い終わったら、日の当たらない風通しの良いところで干しましょう。
(写真は日が当たっていますが、夕方なのでセーフとします。)
このとき、バッグのハンドルをフックにかけたり、無造作に置いて干してしまうと、バッグが乾いたときに型崩れする可能性があります。
干すときは型崩れに注意して慎重に置くようにしましょう。
また、干すときの注意点としては、洗濯中に出てきた「黄色い液」が滴り落ちてきます。
干しているバッグの下に、不要になったタオル等を置いて床やカーペット等が汚れないように気をつけましょう。
洗濯後のバッグの状態
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry11-1-1024x576.jpg)
洗濯後のバッグです。
外側はあまり変化がありません。
![](https://neko-mania.com/wp-content/uploads/2019/10/Leather-laundry12-1024x576.jpg)
バッグの内側です。
ピンクやら青色のシミが無くなっています!
流石に「新品同様に綺麗!」とはいきませんが、満足いく綺麗さになりました!
これで、妻の「捨てる!」という選択肢だけではなく「修理に出す」という選択肢も増えました!
最後に
「革製品を水洗いするなんて!」という声が聞こえてきそうですが、実際やってみたところ、案外すんなりできました。
革ジャンも同じ流れで洗濯できるようなので、改めて挑戦する予定です。
また、革は水に濡れると硬くなることがあります。この場合は専用のクリームをすり込み、油分を補うようにしましょう。
また、どうしてもシャンプーで洗うのが不安という方は専用の洗剤もあります。
これは、洗濯機で洗うことができるようです。
「手洗いするのがめんどくさい!」という方にも良いかもしれません。
そもそも「バッグを自宅で洗うのが不安!」という方はクリーニング店に相談してください。やはりプロに任せるのが一番安心です。
私も最初はプロにお願いしようと思っていましたが、調べると結構良いお値段します。
こんなに払うんだったら自分でやってみよう! というのが今回の内容です。
もし皆さんの中でも「自分でやってみよう!」と思う方がいれば、是非挑戦してみてください!
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では!
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