まいど! 「ねこまにあ」です!
最近、バイクのギアチェンジが引っ掛かるなぁ。と思って調べてみたら、ちょうど2年前に交換したっきりでした。
さすがにヤバイので、自分でオイル交換しましたので、その方法をご紹介します。
オイル交換に必要なもの
・エンジンオイル 3.0L ※オイルフィルタを交換する場合は3.2L
カワサキ純正がベストかもしれませんが、近くのホームエンターで売っていないため、私はホンダのG1を使っています。
・ドレンプラグガスケット(M12用)
ドレンプラグからオイルが漏れないように、ドレンプラグの間に挟むガスケットです。
裏返せば2回使えるというウワサもありますが、基本はオイル交換の度にガスケットも交換しましょう。
・17mmレンチ
バイクの底面についているドレンプラグを回すので、不安定な体勢で作業を行う必要があり、ネジを舐めやすいです。
できるだけ舐めないように、メガネレンチかソケットレンチをオススメします。
・ポイパック
廃油を捨てるために必要です。
箱の中に、ビニール袋とキッチンペーパーみないなものが詰まっており、この紙にオイルを吸わせて燃えるゴミとして捨てます。
できるだけ費用を抑えたいのであれば、ビニール袋に千切った新聞紙を詰めて代用することもできると思います。
オイル交換にあった方がよいもの
無くてもなんとかなるけど、あった方が便利なものたち
・オイル受皿
バイクから出る廃油を直接ポイパックに吸わせても良いですが、バイクの車高が低いとポイパックがバイクの下に入りません。 ウチのバルカン900(車高を下げています。)はギリギリ入りましたが、別メーカのポイパックやタイヤの空気圧によっては入らない場合もあります。
オイル受皿があった方が作業性も高まります。
・ジャッキ
オイル交換の際はバイクを水平にする必要があります。 オイルを抜くときも、レベルゲージを確認するときも水平が基本です。
バルカン900はセンタースタンドがないため、何かしらの方法でバイクを水平にする必要があります。
二人で作業する場合は、片方がバイクに跨って水平を保ち、もう一人がオイルを抜くということができます。
しかし、私のように一人で作業せざるを得ない場合は、ジャッキを使って水平にしましょう。
サイドスタンドの下にブロックや木の板等を挟む方法もありますが、オススメしません。事故に繋がる可能があります。
ちなみに、この手のジャッキは想像以上に重いです。 保管場所や持ち運びの際は気を付けましょう。
・オイルノズル
ホームセンターやバイクショップでオイルを購入すると、大体タダで貰えるか、50円くらいで販売しています。
但し、ネットでオイルを購入するとノズルが付いていないこともあるので注意が必要です。
最悪なくてもいけますが、確実に給油口まわりがオイルでベタベタになります。
・オイルフィルタ
エンジンオイル交換2回に1回のペースで交換します。
バルカン900純正オイルフィルタの型番は「16097-0004」です。
でも価格が高いので、代用品をつかっています。
・オイルフィルタレンチ
その名の通り、オイルフィルタ用のレンチです。
オイルフィルタを取り付けたり外したりする際に使います。
最悪無くても力業でなんとかなる場合もあります。 尚、取り付ける際はオイルフィルタレンチを使わず、手で締め付ける方が良いと言う人もいます。
オイルの抜き方
1.まずはバイクを暖気し、オイルを温めて抜けやすくします。 15分くらい走っても良いでしょう。
2.バイクを垂直に立てます。 ジャッキを使う場合は、念のため前輪のブレーキをかけましょう。
こういうものがあれば便利です。ヘアゴムやタイラップ等でブレーキをアクセル側に縛ることで代用することもできます。
3.ドレンプラグの位置を確認します。 バイクの底面、前方辺りにある大きめのボルトがそうです。 車体右側からの方が見つけやすいです。
このボルトがオイルの栓になっており、回すには17mmのレンチが必要です。
ドレンプラグはまだ開けずに、まずは場所だけ確認しましょう。
4.ドレンプラグの位置を確認したら、車体左側にあるオイルの注油口を開けます。(写真のオイル注油口は別のものに交換しています。)
5.ドレンプラグの下にオイル受皿若しくはポイパックを設置します。
ポイパックを使う場合は、箱の中に入っている紙の内、1/3くらいを別の場所に避けておいておきましょう。
というのも、間違いなく手や地面がオイルで汚れます。その時にすぐに拭いたり掃除できるように確保しておきましょう。
6.ドレンプラグをレンチで外し、オイルを抜きます。 この時、熱いオイルが飛び出してきますので、やけどしないように気を付けてください。
また、元々使われていたガスケットが車体側に張り付いていることがあります。
忘れずガスケットも取り外して交換しましょう。
オイルが出てきたら、抜けるまで待ちます。
オイルフィルタの交換方法
オイルフィルタは、オイル交換2回に1回の頻度で交換しましょう。
位置はバイクの正面、レギュレータの裏にあります。 このため、フィルタ交換の際にはレギュレータを取り外す必要があります。
1.まずはレギュレータのカバーを外します。
赤丸で示した2本のボルトを外します。
2.レギュレータを外します。
カバーを外すとレギュレータが見えます。 このレギュレータを固定している2本のボルトを外しましょう。
繋がっているケーブルはそのままで構いません。
3.レギュレータのマウントを固定しているボルトを外します。
ちなみに、レギュレータはケーブルに繋がれたまま、ぶら下がっている状態です。
4.オイルフィルタを外します。
やっとオイルフィルタ全体が見えました。 左回しで外しましょう。
外す際はオイルフィルタレンチを使うと楽です。
ちなみに、この時オイルフィルタからオイルが結構な量出てきます。 下にオイル受けやポイパックを準備しておきましょう。 尚、残念ながらバイクのフレームはベタベタになります。 これはあきらめましょう。
外れるとこんな感じです。
ここに新しいオイルフィルタを設置します。
5.新しいオイルフィルタを設置する
新しいオイルフィルタを設置する際は、周囲のゴム部分に指で薄くオイルを塗りましょう。
6.逆の手順で元にもどす。
レギュレータをもとに戻せば、オイルフィルタの交換は完了です。
オイルの注油方法
1.オイルが抜けきったら、ドレンプラグを取り付けます。
このとき、ガスケット(M12サイズ)を新品に交換するようにしましょう。
2.オイルを規定量入れます。オイルフィルタを交換しない場合は3.0L、交換した場合は3.2Lです。
が!! 一気に3Lとか3.2L入れるのではなく、少し手前でオイルを入れるのを止めます!!
入れすぎると、面倒なことになります。(経験談)
3.オイル量が適切がどうか、オイルレベルゲージで確認しながら少しずつオイルを入れます。
バイクの左側下部(オイル注油口の下の方)にオイルレベルゲージがあります。 ここでオイルの量を確認しながら、ゲージ内に収まるように少しずつ入れましょう。 ※オイルレベルゲージはバイクを地面に垂直に立てたまま確認する必要があります!
もしレベルゲージを超えてしまったら、またドレンプラグを外してオイルを抜くか、オイル注油口からオイルを吸いだす必要があります。
どちらにしてもめんどくさいので、焦らず少しずつオイルを入れるようにしましょう!
4.オイルがレベルゲージの中間あたりまで入ったら、注油口を閉め少し暖気します。
5.オイルがエンジン内に行き渡るので、再度オイルレベルゲージを確認します。オイルがゲージ内に収まっていないようなら、オイルを足します。
6.ジャッキ等を取り外します。
まとめ
今回はオイルフィルタを含めてオイルを交換しました。
自分でオイル交換することでバイクへの愛着が更に増しますよ!
お財布にも優しいので、是非チャレンジしてみてください!
では! 良いバイクライフを!
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