まいど! 「ねこまにあ」です。
ある日、抱っこ紐で子供を抱っこしようと思ったら、「パキッ!」と音がして背中のバックルが折れました。
エルゴの修理にあたって注意すること
使っている抱っこ紐は「ergobaby(エルゴ)」のoriginal(オリジナル)シリーズです。
上の子から使っているので、もう4年以上になります。
勿論、補償期間(通常は2年間のようです。)は終わっており、修理をするには費用がかかります。
正規に修理してもらおうとすると、送料等含めて2,500円程かかります。
修理してもらうのにお金がかかるのは仕方ないですが、それよりも問題なのが、抱っこ紐に2センチ以上の「破れ」や「裂け」があると修理を受けてくれません。
ウチの抱っこ紐は4年以上使っているので、腰の部分が擦り切れてしまっています。
これでは、残念ながら修理を受け付けてくれません。
そこで、自分で修理することにしました。
エルゴのバックルはこれだ!
エルゴのバックルを交換するにあたり、同じものを用意しないと今回割れてしまった凸側だけでなく、凹側(受け側)も交換する羽目になってしまいます。
壊れていない凹側も交換するのは手間なので、同じバックルを用意しましょう。
エルゴ オリジナルシリーズに採用されている背中のバックルは「WOOJIN(ウージン)のサイドリリースバックル 25mm」です。
注文した商品と割れたバックルの比較です。
左が元の割れたバックル、右が新しいバックルです。
よく見ると、中心部分の形が異なりますが、問題なく凹側に「パチッ!」とハマります。
凹側もセットでの販売だったので、こちらも比較。(こちら側は壊れていないので交換しません。)
流石にエルゴマークは入っていませんが全く同じ形です。
裏側を見ると、どちらにも「WJ」のロゴが入っています。
エルゴのバックルを交換しよう!
新しいバックルが揃ったら、早速交換しましょう。
割れたバックルを外すため、縫い目を解いていきます。
糸切狭がなかったため、ニッパーで糸を解いています。
ベルト部分を切らないように気を付けましょう。
綺麗に解くことができました。
ここで注意!!
バックルを外す前に、バックルの向きやベルトの通り方をきちんと覚えておきましょう。
バックルに誤った方法でベルトを通してしまうと、きちんと固定されません。
事故につながる可能性もあるため、バックルの向きとベルトの通し方は間違えないようにしましょう!
新しいバックルにベルトを通しました。
写真右側がエルゴ本体です。
左側は写っていないですが、糸を解いた側です。
バックルを交換できたので、解いた糸を元に戻していきましょう。
ここで私が使ったのがコレです。
「裁ほう上手 スティック」という代物。
これ、かの有名な「ボンド」を販売している「コニシ株式会社」が作った、裁ほうで使える接着剤です。
「縫うよりボンド」というキャッチコピーの通り、糸を使わず接着剤で固定します。
使い方は、蓋をあけてスティック糊のように使います。
※写真では片面にしか糊を塗っていませんが、貼り合わせる両面に塗りましょう。
全て貼り合わせたら、しっかりと押さえてズレないようにしましょう。
このまま糊が乾くまで約24時間押さえたままにします。
アイロン掛けは不要で、糊が乾けば完成です!
糊だけでは不安という方は、更に糸で縫うようにしてください。
ただ、ベルトとゴムが折り重なっていて、かなり厚みがあるため、針が折れたり、ケガをしないように気をつけてください。
これでバックル交換は完了です!
新しくなったエルゴで、これからもお子さんを抱っこしてあげましょう!
では!
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