まいど!「ねこまにあ」です。
とあるご縁で中古のルンバ560を頂いたのですが、故障しており充電できなかったので、修理してみました。
ルンバを貰った!
数年間動かしていないというルンバを頂きました。早速自宅に持ち帰り電源を入れようとしたものの、充電切れで動きません。
そこで充電器にセットしたところ「充電エラー3!!」と音声が鳴り響きました。
調べたところ、どうやら充電できていないようです。貰い物とはいえ、そのままゴミ箱ポイは勿体無いので修理にチャレンジしてみることにしました。
結論から言うと、修理の結果無事動くようになりました。私がやった内容をご紹介しますが、当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
「充電エラー3」とは?
「充電エラー3」はバッテリーがうまく充電できていないと発生するエラーです。バッテリーからの液漏れ等で基盤が傷んでいることが主な原因のようです。特に今回のように数年放置されていたルンバは液漏れの可能性がかなり高いです。
液漏れ箇所を確認するため、基盤を確認しようと思います。まずは基盤にたどり着くためルンバの身ぐるみを根こそぎ剥がします。
ルンバを丸裸にする!
まずはルンバを裏返し、ネジを外しながらバラしていきます。一つずつ慎重に、ネジを無くさないよう気をつけながら作業します。
分解していて気づきましたが、ルンバはユニットごとに構成されていて、どこか故障してもユニットごと交換すれば比較的簡単に修理できるようになっています。(今回は基盤目当てなのであまり関係ないですが。。。)
また、是非このタイミングでホコリと汚れを綺麗にしましょう。特に稼働部分にホコリ等が溜まっていると、きちんと動かなくなる可能性大がありますので。
ここまでバラしたところで、外すネジが見当たらなくなりました。
怪しいのは表のシルバーのパネル。この下にネジが潜んでいる可能性大。パネルの爪が折れるの覚悟で無理やり引っぺがします。
取れました。
案の定、パネルの下にネジが見つかりました。このネジを全て外すとお目当ての基盤が見えます。基盤にはコネクタでケーブルが8ヶ所繋がっているので、ケーブルを切断しないように気をつけてコネクタを外していきます。
基盤を確認してみる
基盤を取り外しました。
よーく基盤を眺めると、緑色に錆びたような箇所があります。これがバッテリーの駅漏れが原因で腐食した部分のようです。
この部分を無水エタノールと歯ブラシ等で洗うと直ることもあるようです。その際はしっかり乾かしてから通電するようにしてください。私は手元に無水エタノールがなかったので部品を交換してみました。本来であればルンバのジャンク品などを手にいれ、同じ箇所の部品を流用するのが間違いないと思います。私は手元にある別の不要な基盤から部品を流用しました。
動くのか!?
部品を交換してみたので実際に動くのか確かめます。バラした部品を全て組みなおし、恐る恐る充電してみます。
…エラーがでない!!充電できています!!
ある程度充電したら、念のためルンバのリセットをしましょう。リセットは一度電源を入れてから「STOP」を押しながら「DOCK」を長押しし、電源が切れれば完了です。
これで修理は完了です。引き続きルンバを可愛がってあげてください!
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