まいど! 「ねこまにあ」です。
いつも突如訪れる「何か作りたい衝動」にかられたため、鉄道模型を作ることにしました。
ただ、今まで鉄道模型を作り上げたことはなく、電車も全然詳しくありません。
このため、色々なサイトやYouTubeを参考に作ってみます。
レイアウトをつくる
でっかい鉄道模型は置いておくスペースが無いので、600×300mmのテーブルに乗るサイズで作成します。
まずは600×300mmサイズのベニヤ板にレールのレイアウトを書き写します。
写真の線路はトミックスのスパーミニカーブレールを使っています。
このスーパーミニカーブレールですが、カーブの角度が急なため走らせることができる車輌がかなり限られるようです。
今回は小さな機関車だけ走らせる予定なので問題なし。
ちなみに、このレールは今回使用しないので、レイアウトを書けるだけ用意すればOKです。
線路のレイアウトが完成したらベニヤ板を切り出します。
2.5mm厚のベニヤ板を使ったためカッターで切り出すことができました。
切り出す際は一回で切ろうととせず、何度も筋を入れるように切りましょう。
切断したベニヤ板に合わせて、スタイロフォームを切り出します。
スタイロフォームはホームセンター等に売っている断熱材です。発泡スチロールのような素材なのでカッターで切断できますが、スチロールカッターを使えばより綺麗に切断できます。
スタイロフォームの切り出しが終わったらベニヤ板を貼り付けます。スタイロフォーム同士もベニヤ板も木工ボンドを使って貼り付けます。
ちなみに木工ボンドは「速乾」タイプが個人的にオススメ。
重石や万力を使って、しっかり貼り付けましょう。
スロープもつけてこんな感じ。スタイロフォームの厚みは50mmのものを使用したため、かなり急な高低差になっています。
通常、Nゲージのレイアウトを考える際、スロープは傾斜率5%以下に抑えるようです。分かりやすく言うと1,000mm進んで50mm上がるようなスロープです。
そうしないと車輌編成が多い電車は重くて登らないそうです。
ちなみに、今回のレイアウトのサイズは600×300mmなので、勾配を取るため1,000mmも距離を取ることはできません。
なので、Nゲージのセオリーは無視してめちゃくちゃ急な坂道にしました。
今回は小さな機関車1両だけを走らせる予定なので問題なし。
これで問題なく(?)レイアウトが完成しました。
レールを敷こう!
レイアウトができたので、線路を敷設します。
また、スロープをかなり急にしたため車輌がちゃんと坂を登れるかどうかも確かめる必要があります。
レイアウトに沿ってレールを敷設します。
レールはKATOのフレキシブルレールを使用します。
このフレキシブルレールですが、良く見ると一部の枕木に穴が開いています。
この穴に専用の釘を打ちこんでレイアウトにレールを固定します。
レイアウトの下地にベニヤ板を使用したのはこの釘を固定するためです。スタイロフォームは発泡スチロールと同じで中身がスッカスカなため、ベニヤ板が無ければ釘を打っても固定することはできません。
また、レール敷設の際の注意点としては、レールの長さが足りなくなりレールを追加接続する際は直線部分で接続するようにしましょう。
カーブの途中で接続しようとすると、レールの反発力が強くジョイントがすぐに外れてしまいます。
少し勿体ないですが、レールは丸々一本使うのではなく直線部分で切断してもう一本繋ぐようにしましょう。
このジョイントですが、通電のため1組だけ事前に配線をハンダ付けしておきましょう。
配線はベニヤ板に穴をあけ、スタイロフォームも貫通させて通すことで綺麗に見せることができます。
線路の敷設が終わりました。枕木が歯抜けになっている所(3ヶ所)がレールのつなぎ目です。直線の箇所を意識して接続しています。
ここで、ちゃんと車輌が思い通りに動くかテスト走行します。
特に今回はスロープがあり得ないくらい急なのでこのテスト走行は重要です。
走らせる車輌は写真中央に移っている小さな機関車です。
宮崎交通のコッペル1号という車両の様です。サイズと見た目と価格で選びました。
このレイアウトはカーブが急なため、車軸の距離が近い車両しか走らせることができません。
このコッペル1号は車輪が4つしかなく、写真の通りかなり小型なため「イケるだろう!」と高を括って購入しました。
テスト走行の結果、無事に満足のいく走行を見せてくれたため、このレイアウトのまま作業を進めることにします!
線路の敷設まで完成したため、次回はトンネルと山の作成をします。
では!
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