まいど! 「ねこまにあ」です。
バルカン900のクラッチワイヤーへの注油をしました。
走行中にワイヤーが切れると事故にも繋がりかねませんので、しっかりメンテナンスしましょう。
クラッチワイヤー注油に必要なもの
- ワイヤーオイル
- ウエス 2枚以上
ワイヤーオイルはデイトナの商品がおすすめです。
ワイヤーへの注油の際はワイヤーインジェクターを使われる方が多いですが、デイトナのワイヤーオイルはノズルが細いため、ワイヤーインジェクターを使わなくても直接ワイヤーの中に注油することができます。
クラッチワイヤーの外し方
クラッチワイヤーにオイルを入れるためには、ハンドルからワイヤーを取り外す必要があります。
調整ネジを目いっぱいねじ込み、レバーの切り欠きと一直線になるように調整します。
この状態でワイヤーを外せるバイクもあるようですが、このバイクはワイヤーの長さが少し足りず外すことができませんでした。
このため、クラッチレバーをハンドルから取り外すことで、ワイヤーを外しました。
クラッチワイヤーが外れた状態。
ワイヤーを外すことができれば、次に注油します。
ワイヤーオイルの注油方法
クラッチワイヤーに注油を行うと、古いオイルが反対側から出てきます。そのままだとバイクが汚れてしまうので、ウエスで古いオイルを受け止めましょう。
写真のようにクラッチワイヤーの反対側にウエスを置きます。場所は車体右側の下部にあります。
アウターワイヤーとインナーワイヤーの間にノズルを差し込みます。
これはノズルが細いスプレーでないとできないため、ノズルが太くて入らない場合はワイヤーインジェクターを使うようにしましょう。
このままスプレーすると隙間からオイルが漏れて、顔やバイクにかかる可能性もあるため、ウエスで隙間を抑えてスプレーするようにしましょう。
スプレーを数秒吹いて、インナーワイヤーをシャカシャカ出し入れすることを何度か続けていると、反対側からドロドロの古いオイルが出てきます。
反対側から出てくるオイルが、ある程度綺麗になるまで続けましょう。
クラッチワイヤーを組み付ける
注油が終わったら、クラッチワイヤーを取り外した時と逆の手順で組み付けます。クラッチの遊びを調整ネジで調整することをお忘れなく。
冒頭にも書きましたが、ワイヤーの切断は事後にも繋がるので、きちんと整備しましょう。
クラッチワイヤーへの注油は比較的手軽にできる整備なので、是非挑戦してみてください!
では!
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